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査読

査読プロセスは査読者の作業を示す6つのステップからなります。

ステップ 1
査読者は、まず、査読を行うか否かをセクションエディタに示します。査読者は、ステップ3で示すファイル名をクリックすることにより投稿物の要旨や、場合によっては投稿物そのものを見て査読を行うか否かを判断します(雑誌のポリシーによっては、査読者が査読の依頼に応じないとファイルが見られない場合もあります)。

査読に応じられない場合: 査読を行うことができない場合は「謝絶する」をクリックします。すると、セクションエディタ宛のメールが用意されます。必要であれば、査読者はメールを修正して査読に応じられない理由(例えば、時間がない、利害問題がある、専門ではないなど)を書くことができます。

査読に応じられる場合: 査読を行うことができる場合は、「受諾する」をクリックします。すると、セクションエディタ宛の標準的なメールが作成され、これにより、セクションエディタと著者に査読が開始されたことを知らせることになります。

ステップ 2
査読者や読者にできるだけ役立つようにに、査読者の手引きが雑誌の編集者により用意されています。

ステップ 3
著者は投稿物をファイルとしてアップロードします。査読者は、雑誌のWebサイトからファイル名をクリックすることにより手元のコンピュータに投稿物をダウンロードします。ファイルは、WordやAcrobatなどの一般に使用できるソフトウェアで開いたり、保存したりすることができます。また、プリント出力をしたり、画面で読んだりすることができます。補足ファイルとは、データセットや研究装置、ソーステキストなど、著者が投稿物に加えてアップロードした資料のことをいいます。

ステップ 4
査読者は、査読の手引きに従って投稿物の査読を行います。そして、査読アイコンをクリックすることにより現れる査読結果入力ボックスに査読結果を、あらかじめワープロで用意してペーストするか、直接入力します。査読結果は、一度に全部入力することもできますし、少しずつ入力して、その度に保存することもできます。この方法により、査読者は、査読結果についてそのすべてを著者に見せるかどうかを示すことができます。査読者による指示に従い、セクションエディタは著者にすべての査読結果を見せるか、一部のみを見せるのかを選択することができます。

スッテップ 5
検索結果を入力することに加えて、査読者は、セクションエディタおよび著者に見せるファイルをアップロードすることもできます。このファイルは、投稿物に対する査読者による注釈版または編集者や著者のためのデータや資料です。これらのファイルを著者に見せるかどうかは編集者が判断しますが、査読者はこの件について査読結果入力ボックスにおいてコメントすることができます(ステップ4)。

ステップ 6
査読者は投稿物に対する答申を次の中から選ばなければなりません: アクセプト、改訂後にアクセプト、査読のやり直し、別の雑誌に投稿、リジェクト、コメント参照。「査読結果を編集者に送付」をクリックすると、セクションエディタ宛のメールが作成され、同時に、編集者は、査読者の答申、査読結果、アップロードファイルを見ることができるようになります。査読者はメールを送信する前に、メール文を編集することができます。