この雑誌システムは、出版プロセスを実行するために雑誌出版で従来から使用されてきた数多くの役割を使用しています。一人に複数の役割を与えることができるので、例えば、査読者と著者を除くすべての役割を一人に与えて雑誌を運用することも可能です。通常は、雑誌管理者が編集者とセクションエディタの役割を兼ねることが多いようです。査読者は、多くの場合、著者として登録されています。

役割によるアクセスの制限。 各役割には、編集プロセスや出版プロセスにおいてアクセスできる範囲が決められています。著者と査読者は、雑誌のWebサイトにおける各人専用のスペースにアクセスします。セクションエディタは割り当てられた投稿物しか見ることが許されていません。これは、少なくとも原理上は、セクションエディタが担当する雑誌に査読や出版のために論文を投稿しても問題が生じないことを意味します。