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編集

セクションエディタは、投稿物の原稿整理、レイアウト、校正の各段階を担当する編集委員会員を選定・任命し、投稿物が各処理をタイミングよく通過できるように編集作業を監督します。編集処理は、セクションエディタがコピーエディタを選定し、投稿物の原稿整理を依頼した時から始まります。セクションエディタは、(雑誌がこれら編集上独立した役割をいくつ採用しているかにより)同時にレイアウトエディタと校正者を選定するか、先行処理が完了するのを待ちます。任命済みの担当者を代えるには、単に別の人を選択して任命すればよく、これにより前任者と交代されます。編集処理は投稿物の校正が終了した時点で完了となり、その時点でセクションエディタはその投稿物を出版スケジュールに入れます。「閲覧」は出版後にこのゲラが閲覧された回数を表すことに注意してください。

レイアウト中にさらに原稿整理が必要となる投稿物: 必要があれば、編集者はレイアウト版に対して再度原稿整理を行うことができます。そのためには、レイアウト版をダウンロードし、メール添付でコピーエディタに送ります(コピーエディタは著者にも連絡を取りたいと考えるかもしれません)。この原稿整理が完了したら、投稿物は編集者に戻されますので、編集者はこのファイルをレイアウト版としてアップロードすることができます。

出版スケジュールに入れた投稿物のゲラの変更: 投稿物を出版スケジュールに入れると、編集ページ(概要、査読、履歴ページと共に)はアーカイブに送られます。編集者は、アーカイブにアクセスできるセクションエディタにゲラを変更して再度アップロードするよう依頼することができます。これは、投稿物を出版した後でも行うことができます。新たにアップロードされたゲラは発行済みの版として表示されますが、雑誌の出版プロセスの整合性を保つために、この方法でゲラを変更する際には十分な注意が必要です。また、編集者は、発行済みのアイテムに関する変更を記録する注記を追加したいと思うかもしれません。